ウイスキーコラム「明けない夜はない」

ご縁があって、こちらのサイトに掲載させていただく事になりました。
読んでいただいた方に、帰りに軽くちょっと呑みたくなったり、ウイスキーのボトルを探しに酒屋さん（できれば善波さんに）のサイトや実店舗に立ち寄ったり、なんとなくほっとしていただいたり、何かのきっかけになればと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

このような形で、自分がお酒について記事を書くということは想像しておりませんでした。
単なる「のんべえ」で、いつの間にかウイスキーの世界にはまり込み、立ち飲み屋さんから高級ホテルのバーまで、呑む機会があればウイスキーを注文するようになりました。
自宅のウイスキーのストックやボトルキープの数、呑んできた量(^^;　いずれも普通の人より多く、ウイスキーマニアの域には入っているとは思います。
ですが、テイスティングノートに書かれている、

『香りは、色とりどりの花を束ねたようなフローラルな香り、
味わいは、穏やかな甘さ、蜂蜜とフルーツシロップ、
オレンジの花、アプリコットジャム、
フィニッシュは、フローラルな香りが退き、
ドライスモークと干し草の土っぽさが現れる。ヒースを燃やした煙』

のような事は、わからないですし、書けないです。
このテイスティングノートは、私の好きなウイスキーの販売元コメントの一部抜粋ですが、私の感じたまま書きますと、

「美味しい！
シリーズ中、久しぶりの強いピートが効いた感じよくて、
甘い香りとフルーツの甘味、
アルコール感を感じる。
余韻もすっと引いていく感じで、
バーで最初に呑みたいウイスキー」

となります。
お店で飲んだウイスキーや、お店の感じ、マスターやバーテンダーさん、お客さんとのたわいのない話、感じたことをそのまま書くような内容になると思います。

このコラムを書かせて頂いている2021年7月11日、明日から東京都は緊急事態宣言4回目に入り、8月22日まで予定されています。
この間、飲食店でのお酒の提供はできなくなります。政府は酒屋さんは飲食店にお酒を販売しないようにとか、グルメサイトからの情報から政府の指示に従わない飲食店をあぶりだすとか、色々飲食店ロックアウト的な事を進めています。
飲食店の後ろには、日本酒であれば、
酒屋さん→酒問屋さん→酒メーカー→農家さん
と繋がっています。
お酒を提供するのが悪いのか、ルールを守らない国民が悪いのか。
コロナの感染者が増えれば、最前線で頑張っている医療関係の方々が大変な思いをする。
色々な事が繋がって、絡み合って．．．
ただ、願うことは、年末には、「今年はこんなことがあったけどね」と、今の置かれている環境を振り返って、「みんなで楽しく、美味しいウイスキーを呑みました」と書けるようになっている事。

今回は、これで失礼します。