同じ蔵が醸す「酵母」違いの純米酒の飲み比べ
2023年の頒布会では、米・水・杜氏など同じ条件で醸した日本酒が「酵母」が違うだけでこんなにも香味が変わるのか、という日本酒の面白さと飲み比べの楽しさをお届けします。
我が国が生んだ世界的な微生物研究の第一人者で東京大学名誉教授だった故・坂口謹一郎博士(1897〜1994)は、「ひとつの民族はひとつの酒を持つ」と述べられています。世界中にはさまざまな文化があり、そこには多種多様なお酒が存在しています。
そして日本には「日本酒」があります。その日本酒を醸す上で欠かせないのが、「清酒酵母」です。「清酒酵母」は、アルコールを生成するだけでなく、お酒の香味にも大きく関与します。この夏の頒布会では、お酒造りの小さな立役者「清酒酵母」に着目。蔵元ごとの「清酒酵母」違いによる純米酒の飲み比べをお楽しみいただきます。