マイナス30度の凍眠から目覚める日本酒「南部美人スーパーフローズン」の美味しさを全力で伝えたい

南部美人スーパーフローズン 瞬間冷凍 純米大吟醸 生原酒

突然ですが、みなさまは「酒蔵で飲むしぼりたての日本酒」って飲まれたことあるでしょうか？
私は・・・無かったです！

個人的には杜氏さんやお酒造りに近しい人しか飲めない、神聖なもののイメージでした。
時期によっては酒蔵見学や蔵開きで振る舞われることもあるみたいですが、なかなかハードル高いですよね・・・

しかし、そんな時間も距離も飛び越えて、「酒蔵で飲むしぼりたての日本酒」が誰でも飲めるよう、開発されたお酒が！！

「南部美人スーパーフローズン 瞬間冷凍 純米大吟醸 生原酒」です。

（大袈裟なようですが、このお酒を知った時の衝撃を集中線で表現しました）

・原料米　国産米
・精米歩合　50％
・日本酒度　非公開
・アルコール度数15度
・伏流水　折爪馬仙峡伏流水(中硬水)

・凍眠するお酒とは？

「液体急速冷凍（リキッドフリーズ）」という技術を使い、－30度でしぼりたての新鮮な日本酒を急速冷凍。
冷凍便で保存・輸送され、解凍すれば新鮮な状態を甦らせることができることから、「凍眠」。

え、その技術を使えばどんなお酒でも凍らせることができるのかな？
と思ったらそうではないのですね💦

アルコールは度数の低い物は凍りやすく、度数の高い物は凍りにくくなるという性質を持つため、ウィスキー、ウオッカなど度数の高いものは家庭用冷凍庫で凍らせることは不可能なのですね。
日本酒は度数おおむね15度前後のため、一般的な家庭用冷凍庫の温度－15度～18度で凍らせたまま保管が可能。

・適切に解凍する方法

届いたら即、冷凍庫で保管。（重要）
流水・冷蔵庫で解凍。
瓶の中の氷の結晶が溶けきったら飲めるサインだそうです！

ということでゆっくり冷蔵庫で解凍を待ち、いよいよ開栓。
なるべく1日で飲み切りたくて休みの日に午前中から開栓しました。笑

（個人的に大好物の和風きのこパスタと）

雑味がない、とも言うのかな・・・？と迷ったのですが、日本酒における雑味が自分の中で腑に落ちてないので、やや迷いつつこの表現にしました。

口の中まっさらな状態で、まず一口飲むのをおすすめしたいです。
圧倒的なフレッシュ感、なんですがそれを伝える表現力が足りなくてもどかしい・・・

そして雪冷え（5°）の日本酒、美味しい～！
露天風呂に浸かり、雪を見ながら解凍したてのこのお酒を飲みたい、そんなシチュエーションを妄想しました。

しぼりたて、焼きたて、炊きたて、茹でたて、揚げたて、etc・・・
食べ物もお酒にも、「できたて」の瞬間にはその時しか味わえない美味しさや感動がつまっていますね (´∀｀*)

南部美人さまサイトの「スーパーフローズン誕生物語」を読むと、
通常と比べ物にならない位、設備も手間も掛かっても「しぼりたての生原酒」を開発した経緯がわかりますのでぜひ～！

お酒を出してくれるお店でも注文してから解凍を待つわけにはいかないので、これは「家飲み」だからこそ最適なタイミングで楽しめるお酒ではないでしょうか。

解凍しながらゆっくり目覚めを待つ時間も素敵な体験にしてくれる、そんなお酒だと感じました。

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