サンマリノ共和国は、イタリアの中にある世界で5番目に小さな国です。
しかし、豊かな土壌、温暖な気候、作り手の確かな技術と物づくりへの情熱は、まるでこの国の精神そのものであるかのように、どこよりも豊かで上質。
土着のぶどうにこだわる国営ワイナリー
サンマリノは国土の大部分が丘と山の丘陵地帯で、中央にティターノ山という標高750mの岩山がそびえています。
ワインはそのティターノ山の南側の斜面(標高100m〜400mあたり)一面に広がるぶどう畑で採れたぶどうから作られます。標高が高く、冷涼な気候はぶどう作りに適しており、国が誕生する以前の今からおよそ2000年前から、ワイン作りが行われて来ました。