酒で酔わずに、酒を食べる!酒屋でみつける、調味料さしすせそ

酒で酔わずに、酒を食べる!酒屋でみつける、調味料さしすせそ

“酒を食べる!!~酒が飲めない人への酒屋通いのすゝめ~”シリーズのその2

酒屋って、酒しかないんじゃないの?と思われる方もおられると思いますが、ぜひ、すみっこから見つけてほしいものがあります。

まずは、酒粕、甘酒、麹、みりん粕です。入ってみると、簡単にチェックできる商品たちです。
(ちなみに、酒粕でも酔ってしまう私ですが、ちゃんとアルコールを抜く方法をマスターしたので、後日記載しますね。) 酒粕、みりん粕は酒屋で見られる定番ではありますが、特に季節ものなので、タイミング次第とはいえ、おいしいものを探そうとすると酒屋に行くことになる王道だと思います。
甘酒と麹も、蔵元によっては販売を強化しているところもあるので、その繋がりで売っているお店もかなり増えてきました。

それに加えて見つけてほしいのが・・・
“調味料”です。
昔、まだ、スーパーが台頭していなかった頃、調味料はどこに売られていたかというと、乾物屋や酒屋が中心でした。 だから、酒屋はローカル調味料発見の最高なスポットなのです。料理好きのあなた、それから、料理でいつも味付けに悩んでる、そう!そこのあなた!朗報ですよ!
近所の酒屋にかけこんでみなさい!そこらへんのハイカラなセレクトショップより身体に沁みる調味料が見つかるかもしれませんよ?!

ちなみに、“調味料さしすせそ”、ご存じですよね?

画面越しのアナタ< “砂糖、塩、酢、醤油、味噌”だよね!もちろん知ってるよ!

そう思いましたね。そう思いましたか…。
ぶっぶー!
ぶっぶーーー!!
この記事では不正解です!

砂糖を量産する技術が確立する大正前半まで、その“調味料さしすせそ”は、
「酒、塩、酢、醤油、味噌」 だったそうですよ! (※諸説あります)

だから、上手に料理するには、本当は、
「酒、砂糖、塩、酢、醤油、味噌」の順番、つまり“さ、さ、し、す、せ、そ”の順番で料理するといいんですよね。ほら、砂糖って液体がないと溶けにくいでしょう?

その影響は根強くて、酒屋さんはあなたの街の調味料屋さんである場合も多いです。
以前、コロナ禍の影響で、小中学校が休校になった際、味噌屋さんや醤油屋さんのほか、酒屋さんが「学校給食の調味料が余ってしまって困っている。店頭で見切り価格で売っているから買ってほしい」とヘルプの声をみかけました。

お店などからすれば、たくさんの仕入れ先があるのは管理が煩雑になってしまいますし、なにより酒屋さんは配達をしてくれます。だから、結構、醤油や味噌をおいている酒屋が頼りになるんです。そして、たいていそういう調味料ところを取り扱うお店は、地元に根付いた老舗や人気店です。ぽっと出の酒屋とはちょっと違う、酒販免許がものごっつぅ厳しかった時代から存在する酒屋の場合が多いです。
また、砂糖や塩はともかく、酒・味噌・醤油など、麹を使用する調味料では、酒蔵と醤油蔵が親戚やグループ会社である場合、その酒屋さん自身が酒蔵・醤油蔵と親戚である場合などもあるので、そのつながりで販売しているケースもあります。

ちなみに、善波の小売り部門、酒の一祥でも、こんな調味料の取り扱いがあります。

また、醤油や味噌、は取り扱っていない酒屋もありますが、他に調味料として是非ぜひさがしていただきたいものがあります。それは…

料理酒 と 本みりんです!

はい、本みりんです!!
本みりんはお酒です! お酒じゃないみりんは、本がついてなくて、おいしくないから、おすすめしないよ! (私の本領なので取り乱しました、すみません。)
そして、あだ名が「料理酒」というだけの、本名が「濃くておいしい日本酒」も、要チェックです!

この2つは米屋でも乾物屋でも、スーパーでもなく、本来は、酒屋だけが販売していた商品なんです!

お酒を飲めないから酒屋に行けない、ほぼ下戸なのに酒が好きでたまらないアナタ!
瓶を全部「呑む」必要なんてサラサラないんですよ。料理でそのお酒、「食べれば」いいんですよ。
ぺろっと舐めて、ひゃー!おいしい!と言った後は遠慮なしにドヴァドヴァと料理に注げばいんですよ!

ハイカラなスーパーの店頭で「みりんと料理酒ってどう選べばいいのかしら…」とペットボトルを見つめてるそこの料理好きなアナタ! さっさと出なさい、そんなスーパー。出たらその足で、酒屋にいってみたらいいんですよ!

そうすれば、酒屋で酒を買う行為が普段お酒を飲まない人でも自然発生します。私もやっぱり、今の酒屋巡りは本みりんを収集して、その後料理酒にも興味をもつ、という過程がなければ絶対に発生しなかったと思います。

それでは、次の記事から、料理酒と本みりんについて少しづつ書いていきたいと思います。


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ライター/ilovemirin片口

お酒はほとんど飲めないのに、味と香りは大好き。みりんを集めて活用しまくってSNSを中心に活動。現在、全国の90%の蔵元の本みりんを集めた。みりん呑み会を開催するほか、料理講師やレシピ開発でも実績を積んでいる。 Sake Diploma 2020取得、工業日英通訳として働いていたこともある。

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