酒を食べる!!~酒が飲めない人への酒屋通いのすゝめ~ ライターより初めまして

酒を食べる!!~酒が飲めない人への酒屋通いのすゝめ~ ライターより初めまして

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初めまして。下戸なのに、酒屋に足しげく通っています、ilovemirin 片口です。 片口も、食器ではありません。全国に200人ほどしかいないらしいんですが、れっきとした苗字です。

この度、ひょんなきっかけから善波様でこちらのブログの一部を担当させていただくこととなりました。全国の本みりんの90%からみりんを集め、めんつゆからケーキまで活用して、本みりんを用いた惣菜や菓子を販売するネット限定スイーツ&デリショップも運営しています。

お酒に興味があるけど、酒屋さんで何もわからず行ったら冷たくあしらわれるんじゃないだろうか。
お酒の味は好きなのに、とにかく量がのめなくて一歩踏み出せない…。
料理が好きでお酒も詳しくなれば料理ももっと上手になれそうな気がするけど一歩踏み出せない…

そういうあなたに本当に寄り添って耳にこうささやく…


いいんだよ、お酒を飲まなくたって、酒はバンバン買って使えるし、酒屋に通ったっていいんだよ。観光に行った先でどんどん酒屋を巡ったっていいんだよ。

と寄り添って耳元でささやく、

『酒を食べる!!~酒が飲めない人への酒屋通いのすゝめ~』

という題でいくつかシリーズとしてしばらく書かせていただきたいと思っています。

かくいう私も3年前までそうでした。酒屋に行くのが怖くて仕方なかったです。
お酒はおじいちゃんの飲んでいた日本酒やワインをぺろぺろ舐めたり、海外に行けばワイナリーやパブに必ず行って地元のお酒をちょっとずつ飲んでいたりして、ずっと興味がありました。
でも、ある日、自分からお酒を遠ざける事件がおこりました。
バイトで口に酒を含んでいないのに酔っぱらってしまったんです。
ある居酒屋でのバイトで忙しい日に焼酎のお湯割りを10杯ほど作ったでしょうか。何かふわふわするなぁ、と思って店内の鏡で自分を見たら、顔が真っ赤になっていました。さらに、別の日には、アルコールを触った手がごわつくのでしっかり手を洗わずハンドクリームを塗ったところ、手に残っていたアルコールが肌に沁み、腕がサーッと赤くなり、全く口から含んでいないにも関わらず、全身完全に酔っぱらってしまったのです。

それ以来、お酒が飲めないのに酒屋に入るのが怖くて、酒屋に踏み入れないようにしていました。
酒屋に入ってお酒が飲めないって言ったときにお店の人に怪訝な顔をされたり嫌がられたりしないだろうか、何も買わないで出るなんて申し訳ないし迷惑をかけてしまう。
四合瓶や一升瓶はもってのほか、カップ酒も量が多くて飲めない…。そう考えるようになってしまっていました。

元来、食べ歩きが大好きで、いつかお酒の知識を得たいなあと考えていたのに、その事件から10年間、私はその想いを封印し続けていました。
でも、今は違います。
お酒が飲めなくても、自分でも行ける酒屋さんを見つけるポイントをつかんで、人情味あふれる酒屋通いライフを楽しんでいます。
そして、唎き酒の資格である、Sake Diplomaを2020年に受験・合格し、無事に!!酒の世界に浸かり始めています。

「自分はお酒が飲めないから、酒屋に行くのは怖い。」
「お酒がよくわからないから、酒屋に行ってもいいのだろうか。」

そう思っている方に、ぜひ読んでいただきたい。
お酒を飲むだけではなく、食べる! しかも基本的には酔わないで! 最初のステップはそこでいいんです。酒屋さんは地元情報の宝庫。通って巡って、楽しみを増やすには格好の場です。

これからの記事で
 「下戸でも酒屋に通える」ポイントや楽しみ方
をどんどん紹介していきたいと思います。

拙筆ながら、お付き合いいただけたら幸いです。


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ライター/ilovemirin片口

お酒はほとんど飲めないのに、味と香りは大好き。みりんを集めて活用しまくってSNSを中心に活動。現在、全国の90%の蔵元の本みりんを集めた。みりん呑み会を開催するほか、料理講師やレシピ開発でも実績を積んでいる。 Sake Diploma 2020取得、工業日英通訳として働いていたこともある。

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